(※下絵は、
写真のように『紙に描く』場合と
『着物の白生地に直接描く』場合があります。)
手描きで直接生地に下絵を描く
ことで、複製を防ぐ効果もあります。
手描きの着物が、それぞれ『一枚物』だと言われることの所以です
(※人間が手で描いたものは、100%同じようには描けないからです。)
ここから第一歩がスタートします。
この後、この意匠図案にもとづいて、
仮絵羽された白生地(着物の形に仮縫いしたもの)に、
青花液で模様を描いていきます。
この工程を『下絵』と呼んでいます
この後、
糊置(下絵にそって糸目糊を置く)の作業へと進みます。
京友禅は制作工程だけで約12~18工程以上に分かれており、
それぞれの工程・各技術ごとに専門の職人が携わっております。
それぞれの高度な技術の集大成として
一枚の着物が作られているんですね。